天皇陛下の発言メモについて


たまーに固いエントリー。

ここのところ、いろいろな報道がされている本件ですが
どうなんでしょう。

個人的には、
 ・ちょっと怪しい文書
のような気がします。

そもそも、天皇陛下は、
 「天照大神の子孫という位置づけの人」(おおぉぉ、ダビンチコード(^^;
なわけで、諸神社に対して”親拝”という位置づけで、お参りします。
よって、決して頭を下げることはしません。
そりゃそーです。最高神の子孫(真偽は別だよ)なのですから。

確かに事実として、
 「昭和天皇は、A級戦犯合祀から靖国神社を参拝しなくなった」(正確には合祀後2、3年後から)
があります。
でもそもそも、天皇陛下は
 「自分の政治的、思想的信条から行動を決められる自由」
を持ち合わせていないはずです。
歴史的に一番激動の人生を歩んだ昭和天皇自身が一番その原則を理解していたはずです。


で・・僕は以下の画像が気になるのです。

天皇発言めも

赤線のところには
 ”藤尾(文相)の発言”
と書いてあります。
当時の文部大臣 藤尾正行 - Wikipedia のことでしょうか?

で・・ニュースステーション(皆さんご存知の”中国よりの発言が目立つ左翼、朝日新聞です”www)

テレビでの報道

完全に一部抜き出しで編集されています。笑っちゃうくらい意図的です。

僕は 本当にこの国の報道にまともなものが少ないなぁ・・・と思うのです。

で・・・、文書の真偽は別として考えてみても
そもそも皇族からの影響で、政治の方針が左右されることはあってはならないことです。
なんとなーく、昭和天皇がXXっていったから、それに沿って行動した方が
いいんじゃない?みたいな思考が一番危険で、その思考回路が最終的に行き着くのは尊王主義。

なので、天皇陛下がどうこう言ったなんて外からの情報に左右されず
自分の信念の問題だとはっきり言っている、小泉、麻生あたりの発言はもっともだと思うのです。

 麻生外務大臣:天皇メモについて
 「天皇陛下のお話を政治に巻き込みたいという意図が感じられることについてお答えすることはない

これが一番理性的な発言だと思う。
(個人的には、安倍より麻生の方が次期総理になってほしいと思ってます、はい。)


んじゃ。