政治と経済

日中関係の問題として1番にあげられやすいのが

靖国問題

というのは、誰もが承知していることです。

これについて先頃、経済同友会が首相に以下の進言をしたとのこと。

「靖国参拝、首相は再考を」経済同友会が提言(05/09 18:01)

経済同友会は9日、首相の靖国神社参拝について、日中関係改善のために「再考が求められる」として参拝の自粛を求める提言を採択した。ただ、一部幹事から「この時期に発表すべきではない」などと異論が相次ぎ同友会では異例の多数決での採択となった。

この進言に対して、小泉首相は即座に
「政治とは別」首相が経済同友会提言に不快感(05/09 19:46)
 小泉純一郎首相は9日夜、経済同友会が「今後の日中関係への提言」として、首相の靖国神社参拝の自粛や不戦の誓いを行う追悼碑の建立を求めたことについ
て「ひとつの意見でしょう。靖国は外交カードにはならない。財界の人から商売のことを考えて『参拝してくれるな』という声もたくさんあったが、『それと政
治は別だ』とはっきりお断りしている」と述べ、強い不快感を示した。官邸で記者団の質問に答えた。
と反論してます。

最近よく中国へ出張しているので、とても身近な問題として感じます。

僕の意見をあえて表明すると、
  「政治と経済は別問題として処理すべき」
です。なので、経済同友会の進言には賛同できません。

一歩間違えば、”商売がよければ、何でもいい”となってしまいます。

靖国参拝をやめれば、それでもういいのでしょうか? ホントに終わりですか?
次は領土問題なんじゃないですか?
つぎつぎと文句を言ってきた場合、それにいちいち答えていくのですか?
すべて商売のために・・・。

・・・どうも僕にはしっくりきません。

もう経済最優先で活動して行かなくちゃいけない理由は、日本に無いような気がします。
戦後の奇跡の成長を成し遂げた世代には大変感謝をしていますが、
そのときのままの思考を続ける必要は、もう無いんじゃないかと思っています。

いまこそ自分の判断基準をしっかり持った国として
全世界(特にアジア諸国)に対してにしっかりとしたポリシーを表明すべきだと考えています。

・・・というわけで、まずは個人レベルでポリシーを表明してみました。

んじゃ。