読書感想:「ケータイ小説的。」
ケータイ関連の仕事をしているので、勉強しようと購入。
この本、装丁とは全く内容が違い、なかなか興味深い内容でした。
ケータイ小説がなぜ売れたのか・・・?とか、
LaLaの名前が付く郊外型ショッピングセンター、郊外型TSUTAYA、ゲオとかで
本、CD、DVDを入手していくことによって生まれるパターンとか・・・。
を分析した本。
ま、結局「人は環境によってつくられる」ってことを述べているだけの本なのですが
「ケータイ」という極個人メディアとともに育ってきた若者達の特徴を理解するには
いい本だと思う。
追記:
上野樹里、長澤まさみの「ラスト・フレンズ」って、
ケータイ小説の王道に沿った脚本だったんだね。
そりゃ、若者に素直に受け入れられるはずだわ・・・。
ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち | |
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